「甘い匂い」
「甘い匂い」
君の匂いがして、僕は振り向いた。
君はただ笑って、大きな目をさらに大きくしてた。
僕達は何も持ってなかったね。
握り締めるものがなくて、ずっと手持ち無沙汰だったよね。
そう、そんな状況で僕らは出会ったんだ。
でも、君の手を握り締めた瞬間、何かが変わったんだ。
世界がすべて味方になったような気分だった。
それはでも、きっと嘘で、
今も僕はたくさんのうんざりすることに囲まれている。
僕の味方は君だけだ。
でもそれでいいんだ。僕の言う世界のすべては君なんだから。
世界のすべては君で出来ているんだよ。
あれから僕は、
君の手を離してしまうことだけが怖いんだ。
lyrics by エガワヒロシ
by tamura_naoki
| 2010-01-26 22:01
| エガワヒロシ+田村直希