「チキンレース」
「チキンレース」
気がつけばいつも、夕暮れは目の前を通り過ぎて、ボクを置き去りにする。
そして訪れる夜は、いつだって長すぎるから、
夜明けまで知らない振りをするんだ。
往生際悪く追いかけたなら、電線が絡み付き、目の前で薄い雲が笑う。
指先は届かないまま、必要じゃない何かに触れる。
ボクが欲しいのはこれじゃない。ボクが欲しいのはこれじゃない。
君が醜く見えるのは、僕の心が腐っているからさ。
悪いのは君じゃない。君はまったく悪くない。
ないものねだりの週末に、たったひとりのチキンレース。
たったひとりのチキンレース。
lyrics by エガワヒロシ
by tamura_naoki
| 2009-09-14 13:10
| エガワヒロシ+田村直希